2016年08月23日

バントの構え方 オープンスタンス・クローズドスタンスのメリットデメリット

野球の戦術の中で欠かせないバント

バントには送りバント、セフティバント、スクイズバントなどさまざまな種類があります。

バントは、サインを出された場合には必ず決めたい作戦であり、バントでランナーを進められるかどうかで試合の勝敗が左右されるケースは多々あります。

このように野球の中で重要なバントですが、バントの構え方は大きく分けて3種類あります。

オープンスタンスクローズドスタンスそしてスクエアスタンスの三つに分けられます。

バントの構えのオープンスタンス、クローズドスタンス、スクエアスタンスのメリットとデメリットについて解説していきます。

クローズドスタンス


banto.png

クローズドスタンスとは、上の写真のように右打者であれば左足がホームベースより、右足がホームベースから離れるように足をクロスさせて行う構えのことです。


動画の宮本慎也選手もクローズドスタンスの構えでバントをしています。
ジャイアンツに在籍したバントの神様こと川相昌弘選手もクローズドスタンスでバントをしていました。

スポンサードリンク




オープンスタンス



オープンスタンスとは、この動画の中で岡田選手が行っているように前足をベースから離し、後ろ足をベースに近づけ、体を投手に正対させて行うバントの構え方です。

スクエアスタンス



動画の若松駿太選手のように足をバッターボックスのラインに平行にしておく構え方です。
この動画ではバント失敗してしまっていますがスクエアスタンスが悪いというわけではありません。

クローズドスタンスのメリット・デメリット


メリット

第一に、クローズドスタンスの大きなメリットは危険が少ないということです。

オープンスタンスでバントをすると体がピッチャーに向いているため、デッドボールが来た時に上手くよけることが難しいため危険です。そのため少なからず恐怖心が生まれます。
一方でクローズドスタンスであれば、もしもデッドボールが来ても背中でボールを受けることができ、また、よけやすいということもあり恐怖心が少なくなります。

バントが決まるかどうかにはメンタル的な問題が大きく関係します。恐怖心が生まれにくいため、ボールにしっかりと向かっていくことができることが最大のメリットです。

第二に、打つ姿勢から構えるまでに時間がかからないということがメリットです。

打つ姿勢から、右打者であれば右足を後ろ(ベースから遠いほう)へ引くだけで構えることができるので、動作の時間が短くなり、構え遅れることが少なくなります。

バントもバッティングや捕球と同じで、構え遅れてしまう(準備が遅れる)とうまく決めることができません。

クローズドスタンスは構えるまでに時間がかからないことがメリットです。

デメリット

デメリットを挙げるとすると、顔が正面を向きにくく斜めからボールを見てしまいがちということです。

バットをピッチャー方向へしっかりと出しておけばこの問題は解消されますが、バットが体の近くにあると、どうしても顔が斜めに向きがちになります。

そのため初心者にとっては難しいという点があげられます。

スポンサードリンク




オープンスタンスのメリット・デメリット


メリット

体を正対させるので顔が正面を向きやすく、ボールを両目でしっかりととらえることができるという点が最大のメリットです。

初心者がバントの感覚をつかむためには正面をむき両目でしっかりとボールを見ることができるこのオープンスタンスがおすすめです。

また、バットの先を持つ手と目(顔)を近づけやすく、ボール、バット、目を一直線上におきやすいというメリットがあります。


デメリット

デメリットとしては体が正面を向いているため、デッドボールが来た時に危険ということです。

よけづらく、体にあたる時にも体の表側にあたるので危険な場合があります。

そのため、プロ野球でバントの際にオープンスタンスを採用している選手はあまり多くありません。

また、打つ構えから大きく足を動かす必要があるため、構え遅れることが多くなります


まとめ

バントの構えにはオープンスタンスクローズドスタンススクエアスタンスがあることを説明しました。

それぞれのメリット・デメリットから考えていくと、オープンスタンスは初心者向けであることがわかります。

球速が速くなり、変化球の切れが増し、そして硬球を使用するレベルの野球ではオープンスタンスでは恐怖心が生まれやすく、危険も伴うため、クローズドスタンスを採用する選手が多くなります。

ただし、状況によって使い分ける選手も存在します。

例えば、左打者の場合、右投手であればオープンスタンスでバントし、左投手であればクローズドスタンスでバントするという選手も存在します。

また、スクイズのみオープンスタンスでバントする選手は多く存在します。

初心者の方はまずはオープンスタンスで練習し、うまくバントができるようになってからクローズドスタンスやスクエアスタンスでバントを行い、自分の形を模索していくのが良いでしょう。


スポンサードリンク










バント関連の記事はこちら
・甲子園で多用されるセーフティスクイズとは!? 普通のスクイズとの違いを解説【勘違い多発】
posted by DX35 at 22:06 | Comment(0) | 野球指導方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
人気記事